しばらくブログの更新をサボってしまいました。この1ヶ月ちょっと、イベントの準備のための作品作りや、大震災のチャリティーイベントのための製作などなど、とても忙しく充実していたのですが、その忙しさがひと段落したとたん、なぜかすっかり元気がなくなり、モチベーションも低空飛行を続けていました。入っているカスタムオーダーの製作はやっているものの、それも期限に余裕があることもあり、スローペース。
なぜなのかしばらく考えてみたのですが、たぶん、震災以来、無意識ながらも張り詰めた精神状態が続いていたせいではないかと思います。心配やら落ち込みやら、焦燥感。そういうものが、ひと段落したときに一度に精神的な疲れとして現れたんですね、きっと。実際に被災をしなかった人の中には、同じような体験をしている人は多いかもしれませんね。
それで、なにかいつもと違うこと、なにか単純で集中できる作業をしたくなりました。精神安定には編み物ももちろん良いのですが、今回は久々に折り紙。なにかインテリアに活用できるものを、と考えて、2種類の壁飾りを作りました。時間もあまりかからないのでよい気晴らしになりました。
これは16個のユニットを組み合わせて作る、リースのようなもの。ひとつひとつのユニットはすごく簡単で、子供にも作れる(実際、赤と茶色のものは5歳のムスメが作りました!)ほどで、半時間もあればひとつのリースが作れます。出来上がりはしっかりしていて、色使いや大きさの違うものをいくつか飾ることで、モダンな部屋に似合うかっこいいデコレーションになりました。少し壁から離れるように工夫してあるので、壁に映る影の様子も面白いです。
もうひとつはこちら。この壁飾りは25個のモチーフをスチロールのボードに並べて貼っています。一見すると折り紙とは思えず、ちょっとした現代アートのようにも見えませんか?ムスメの部屋の壁に飾ってみました。紙のサイズや配色で、いろんな雰囲気のものが作れそうなので、次はリビングに飾るものをいくつか作りたいと思っています。
このぎざぎざリースのほうは、後日作り方をご紹介したいと思っています。
こちらは・・・・折り方の説明を書くのが難しそうだけど・・・ビデオでも撮ってお見せするのが分かりやすいかしら?ちょっと考えて見ます。
さて、アメリカはイースター(復活祭)の週末です。今日はおとなりのお宅で子供たちと一緒にイースターエッグの色づけをしてきました。日本ではあまりなじみのない祭日ですが、この時期には庭木に卵の飾りをぶら下げたり、あちこちでエッグハントというゲームが行われます。お菓子や小さなおもちゃの入った色とりどりの卵(プラスティック)を隠して、それを子供たちが探すというゲームです。
私も前にゆで卵に色づけしたことはあるのですが、今日はおとなりのインディーにロウを使って模様をつける方法を教えてもらいました。ゆで卵は、食用着色料とお酢、お水を混ぜた溶液に浸して色をつけます。溶かした蝋で絵を描いたところには色がつかないので模様ができます。ろうけつ染めと同じですね。簡単なクラフトですから、子供といっしょに楽しめます。あとで食べられるのも子供には魅力的なんですね。
3月に植えた桜の苗木、つぼみがだいぶ膨らんできました!このまま暖かくなれば来週には花見ができるかも!咲いたら報告します。