手芸家のアメリカ暮らし
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戻りました。
お久しぶりです。先週木曜日に、1ヶ月弱の帰省から戻りました。今年はいつにも増して充実した楽しい旅になったような気がしています。たぶん、ムスメが7歳になり自立してきたのが大きな要因かもしれません。移動も食事も以前と比べるとほんとうに楽になりましたから。インディアナの家に戻ってからは、いつものことですが毎日時差ぼけに苦しんでいます。5日目にして、Ninaはほぼ通常に戻り、水曜日から始まる新学年に向けてすっかり元気になりましたが、私はまだ時差ぼけを引きずっていて、今朝も午前2時から眠れなくて録画したドラマを三話続けて観てしまいました。とはいうものの、我が家はほぼ普段の日常に戻りつつあります。日本滞在中はブログを書く時間が取れませんでしたが、やっと今日になって少しですが日本での写真をお見せすることができました。今回の帰省については、これから追々、書いていきたいと思います。



















すでに、日本が恋しくなっているこのごろですが、それと同時に、やはり家に戻ってホッとしています。ブログの更新を楽しみにしてくださっている皆さんには、お待たせしてしまってごめんなさい。書きたいこと、お見せしたい作品などが山積みです。そしてまた、今日も読んでくださってどうもありがとうございます。今後は徐々に通常モードにもどるつもりですので、またどうぞ遊びに来てください。
2011 日本の夏 その2 日本で買ったもの(材料)
さて、一度は少し涼しくなり、秋ももうすぐだなあ〜、などと浸っていたのもつかの間、またまた真夏の暑さがぶり返しているサウスベンドです。とは言うものの、予報では来週あたりからまた涼しくなるようで、朝晩の空気にはやはり秋の気配が漂います。もう9月ですものね〜。

今日は、日本で買ってきたものの中から布とアクセサリーやバッグ用の資材を紹介します。今回も例によって時間に限りがあり、たくさんのものは買えなかったのですが、なんとか入手できたものはどれも気に入ったものばかりです。まずは布から。

こちらは私のここ数年のお気に入り素材、綿麻混紡のプリント生地です。アメリカではなかなかこのようにかわいく品質の良い綿麻は見かけません。


一目で気に入ってしまったこの動物柄。子供向けの作品に使おうと思って即購入しました。まだ具体的にどんなものにするか、考えていないのですが、とにかくこれは買わなくちゃ!とぴ〜んと来てしまったのでした。柄も大きいし、色も鮮やかなので、うまく生かすにはコツがいるかもしれませんね。でもかわいい!


このスウェーデン風民族柄は、スウェーデンのダーラホースが好きだから(オット側の家族は半分スウェーディッシュ)、というのもありますが、赤とグレーの配色が、やぼったくなりがちなフォークロア柄をモダンに見せているところが気に入りました。かわいいのにシックな感じもしますよね。


こちらは定番の水玉柄ですが、こういう気の利いた配色のものがアメリカではなかなかなくて、日本に帰ったら必ず買います。スモッキングにも使えるし、バッグの裏布として使うのも、かなり贅沢でおしゃれです。


和柄は必須のアイテムなのですが、今回、生地の買い物はユザワヤだけだったので、気に入ったものが見つかりませんでした。とりあえず、この矢絣柄のコットンをまとめて買っておきました。


厚手(3mm)のフェルト。これもないんですよ。ネットであちこち探してみるんですが、2mmも見つからない。日本か韓国でしか売ってないのかしら。アメリカのネットショップで売ってるところ、ご存知のかたがいましたら、ぜひ情報お願いしたいです。


さて、こちらはアクセサリー用のパーツ。リング台です。リング製作のワークショップのお話があったので、これはたっくさん仕入れてきましたよ。


バッグ用の金属フレーム。ショップの秋冬用のバッグ作りに使います。今年はクリスマス商戦に、ちょっとだけ参戦(弱気)してみようかな、と考えております。


この次は日本滞在中に訪れた場所などをご紹介したいと思います。

9月に入り、そろそろカレッジ・フットボール(アメフト)のシーズンです。サウスベンドでは明日が地元ノートルダム大学のホームゲーム初戦なので、街は地元ファンとアメリカ各地からやってくるNDファンで活気にあふれています。私たちも、恒例となったNDマーチング・バンドの前日リハーサルを見に、キャンパスに行ってきました。去年まで4年間は甥っ子がドラムを演奏していて応援していたのですが、彼もこの夏に卒業しました。今年はその妹がND1年生となり、またバンドでトランペットを演奏することになりました。これでこれから4年間も、試合前のバンド・リハーサル見物が楽しいものになりそうです。

ダウンタウンでは、今晩、毎月恒例の「DTSB First Fridays」というイベントが行われています。ここにも遊びに行ってきました。今日はJunk Evolution で、ヴィンテージ、ドイツ製で、革のケースに入ったかっこいいトライポッド(カメラの三脚)をたった10ドルで入手してきました。野外ステージでは、音楽も演奏され、人々がのんびりと木陰のテーブル席で聞き入っていました。サウスベンドは田舎の一地方都市ですが、季節ごとに、また年間を通していろんなイベントやエンターテイメントがあり、自分が楽しむ気持ちさえあれば、面白いことがいっぱいなのだな、と改めて思うこのごろです。
2011日本の夏 その1 / 材料買い出し in 新宿



大変ごぶさたしました!先週月曜に日本から戻りました!1ヶ月のバケーションでしたが、最初の1週間は義弟の結婚式に出席するためにノースキャロライナ州へ、そのあとすぐに日本へ出発し、26日間滞在しました。この1週間は、時差ぼけとの闘い、9月から始まる新年度の準備、1ヶ月放置された庭の手入れなどに明け暮れ、あっという間に過ぎてしまいました。ここインディアナ、サウスベンドの天気は、どことなく秋の気配を感じるようなさわやかな晴れの日が多く、日本の暑さでばて気味だった体にはとても過ごしやすくて助かりました。

旅先で、できればもっと更新したかったのですが、例によって、タイトなスケジュールの中でPCの前に座れる時間が限られてしまい、思うように更新できませんでした。なので、この旅行を振り返って、何回かに分けて書いていこうと思います。いろいろあって、どこからはじめたらいいか・・・。このブログに来てくださる読者のほとんどが手芸やソーイングに興味のある方だと思いますので、初めにはやはり日本での材料の買出しについて書きたいと思います。

日暮里や浅草橋の問屋街にも行きたかったのですが、なにしろ忙しい上に、子供を実家に置いて一人で出かけることがなかなかできず、仕方ないので今回、そちら方面はすべてオンラインで買い物をしました。主にバッグ作りの資材やアクセサリーパーツなどです。そのほかに、生地はやはり自分の目で見て選びたかったので、友人と会う約束と抱き合わせるかっこうで、新宿のユザワヤに行ってきました。新宿店はあまり大きくないので品揃えもそこそこだとは思いますが、それでもいろいろ見てまわるには何時間かかかるくらいの規模はあります。たった2時間の持ち時間で買い物するには十分だったように思います。



久しぶりの日本の手芸店で、最初に目に付いたのがニードルフェルティングの売り場の広さ。今、日本ではこれが流行っているんだなあ、と一目で分かります。いくつもの陳列棚に色とりどりのフェルト用原毛が並んでいました。きれいな色ばかりで、全部揃えたくなるくらい。それから、上の写真のような小さくてかわいい動物などの小物が作れるキットが所狭しと並んでいたのも印象的でした。そういえば、アメリカと比べて、日本ではキットの人気が非常に高いように思います。自分であれこれと細かい材料を探して少しずつ買ったりする手間のかからないキットは「至れり尽くせり」のサービスや「おひとりさま」的な発想を好みやすい多くの日本人には向いているのかもしれませんね。



ビーズも相変わらずの人気のようですね。アクセサリーだけでなく、こういった小さな細工物のキーチェーンなども目立ちました。海外でも人気の日本の「カワイイ」スタイルは不滅ですね。


こちらもキット。すごい数でした。


レース編み糸。


刺し子糸。(オリンパスのものしか置いてなくて残念。前は飛騨さしこなども置いていたと思うのですが。)


ボタン。


手縫い糸。


大好きな日本の綿麻混紡のプリント。こういうきれいな色とかわいいデザインの綿麻はアメリカでは手に入りにくいです。


アメリカのEchinoファンがよだれを垂らしそうな棚。日本の生地はアメリカでも大変な人気です。


ダブルガーゼ。


「カワイイスタイル」の赤ちゃん用プリント。ガーゼだったかな。


毎年思うことですが、もっともっと、買出しの時間と予算(!)があったらな、と思います。もっとたくさんのものを持って帰ってアメリカでも紹介したいし、自分の作品作りにも生かしたい。いつか、もっとあちこち歩き回って買い物できるのを楽しみに・・・。それでも、たくさんではありませんが、いくつか気に入った生地を買ってきました。それはまた次の機会にご紹介したいと思います。

ところで!買い物の後は、長年の付き合いになる親友たちと1年ぶりの和食ランチをいただきました!このメンバーでよく行く和食のお店でのランチメニューはこんな感じ。和食ってほんとにいいですねえ。味も見た目も、久しぶりに堪能しました。


ランチもほんとにおいしかったのですが、それ以上に、久しぶりに会う友人たちとのお喋りというのは何よりの貴重な時間です。年に1度しか会えないのに、会えば高校生の頃のようにまた話が弾む。4人の友達と、4時間もしゃべってしまいましたが、まだしゃべり足りないくらい。会わなかった間、みんなの人生にどんな出来事があったのか、この仲間だとほんとうにリラックスして本来の自分に戻って話ができるのです。またすぐにサヨナラなのは毎回さびしいのですが、みんなにたくさんの元気をもらったような気がして、また来年まで、がんばろう!という気持ちになるのでした。



デザート。う〜んヤミ〜。


あ〜、もう和食が食べたくなってきた!




NYでのチャリティーセールの成果
 前の記事で書いたニューヨークでのチャリティセール、昨日の土曜日に第2回目が催され、極寒の天気の中、 Oktak のあきさんはじめ、日本人ママさんや子供さんたちががんばってくれました。私のほかにも何人ものクラフト作家が協力して作品を寄付しました。寄付されたステキな作品の数々があきさんのブログで見られます。結果は、2回のセールで、売り上げと寄付金を合計して、なんと3,429ドル集まりました。このお金は米赤十字に寄付されます。このセールでお菓子や作品を買ってくれた方々、寄付をしてくださった皆さんには感謝です。個々の持つ力は小さなものかもしれません。が、私たちがやっているような小さなムーブメントが世界中で起きていますから、その力を総合すればなにか役に立つことができるかもしれません。そんな希望を抱きつつ、今後もできることを続けていきたいと思います。

私のオンラインストアではまだ、売り上げの50%を寄付しています。Etsy では、ほかにもたくさんのクラフト作家がHELP JAPAN のセールをしています。今回のNYでのセールに協力したクラフト作家さんたちのサイトはこちらです。すばらしい作品がいっぱいですので興味のある方はぜひ。

momonmo

Urban Legend

Heartfish Press

Fringe

Siam Square

Pig & Fish

Oktak


Help Japan Sale in NYC
オンラインショップを始めてから、私と同じように海外に住んで活動するアーティストやクラフト作家の人たちと、ネットを通じて交流が広がってきました。そんな作家仲間のひとり、ニューヨークに住むバッグデザイナーのあきさんが中心になって、お子さんの学校や日本人のママさんたちと協力して今回の震災の援助のためにチャリティーセールを催してくれました。その行動力と統率力に脱帽しているばかりではいられません。セールは今日19日と、来週の土曜日26日にも予定されているので、微力ながらお手伝いしたいと、急遽アクセサリーを数点作って郵送しました。

作ったものはかぎ針編みで作ったネックレス(ラリエットかな)6点とフェルトのコサージュ8点。ニューヨークに余裕を持って届けるには週末に入る前に発送したかったので、時間が足りず、やっと作れたのがこれだけでした。が、何もしないでいるよりは気分が落ち着き、自分のためになりました。





コサージュは糸も針も使わず簡単にできるもの。時間がない中で、数をたくさん作りたかったのでこの方法を選びました。簡単なわりにとてもかわいいので、今度ぜひ、作り方をご紹介したいと思っています。

ネックレスに使ったのは、ずっと前からお蔵入りしていたダルマのスーピマクロッシェの段染めのレース糸。白をベースにいろんな色が短く染めこまれているので、白い部分をくさり編み、色の部分をピコットにしてみました。


両端には小さな花モチーフをつけています。



首からさげて端をひと結びしてもいいし、二重に巻いてチョーカー風にもできます。手首にぐるぐる巻けばブレスレットにも。



けっこう気に入ったので、セール用の作品を発送したあと、自分用にもう1本作ってしまいました。糸がなくなるまで、もう少し作ってお店にも出そうかな、などと思っています。

ニューヨークでの今日のセールでは、クッキーなどのお菓子とあきさんの作品、同じくニューヨーク在住のMihoさんのポストカードなどのハンドメイド雑貨を販売したそうですが、1日でなんと1300ドルを越える売り上げを達成したそうです!それとは別に、たくさんの方が寄付をしてくださったそう。協力してくださったニューヨーカーの皆さんに、心からお礼を言いたいです。そして、寒い中、震えながらがんばってくれたあきさんはじめ日本人ママの皆さんにも!

来週の土曜日にももう一度セールをやります。そのときには私の作ったものも並ぶことになります。どうか、たくさん売れますように。あきさんのブログにセールのご案内があります。もし、あなたがニューヨークにお住まいでしたら、ぜひお出かけください。ほかのクラフト作家さんたちのステキな作品も並びますよ。

さて、ここからはおまけ。今日、ムスメのお友達の誕生会がありました。そのパーティーのテーマが「カップケーキ」!なんでもいいから、「カップケーカリシャス」な装いをしてきてね、ということだったので、思いついてこんなものを。フェルトで作ったカップケーキをヘアバンドに縫い付けました。スパンコールはクリームの上のカラフルなスプリンクルです。これも簡単で面白いのでいつか作り方を紹介したいですね。



まだまだ深刻な状況にある被災地のみなさんに、一刻も早く必要な物資や仮設住宅が届きますように。ふるさとを離れて避難する方々が避難先で暖かく迎えられ、安心して夜を過ごせますように。引き続きお祈りしたいと思います。





このブログで何ができるか
地震発生以来、このブログに何を書けばよいのか、分からなくてしばらくお休みしてしまいました。幸い、地震発生後、まもなく日本の家族の無事であることがわかり、その後は日常生活を続けながらも、毎日日本の状況をニュースやネットで見守り続けています。被災中の友人に少しでも役に立てるかと、被災地で入りにくい情報を調べて知らせたり、何かできることがあるのか、考え続けていました。どれほどのことができるかわかりませんが、居ても立ってもいられず、とにかくネットショップの売り上げの半分を寄付することにして作品をアップしたりしていました。知り合いのお店に置いてもらおうと、募金箱を作ったりもしました。日本から遠く離れて、ニュースやインターネットで見守ることしかできないことに苛立ちを感じていたのは、日本国内でも被災地から離れて無事でいる人たちと同じだったのかもしれません。

当初は、こんなときに手作りブログを書いている場合ではなく、読者のみなさんも期待していないだろうと思っていて、コメントの有無は気をつけていたものの、アクセス数をチェックすることさえしていませんでした。今朝、久しぶりにふと見てみると、地震発生以来、減っていると思っていたアクセス数が意外にもいつも以上になっていました。もしかしたら、こんなときだからこそ、ものづくりの好きな人たちはブログが更新され、なにかかわいい作品がアップされているのではないかと期待して訪れてくれたのかも知れない、と思いました。本当にそうかどうか、実のところはわかりませんが、それならば、私はいつものように手芸家のアメリカ暮らしをお伝えしていくのが私のできることなのかな、と。

編み物や刺しゅうなど、無心になって黙々と手を動かすことは、日ごろのストレスを和らげ、精神を安定させる効果があると言われます。余震や停電で不安な毎日を過ごしている人が1日に少しでも編み物をしたら、そのときだけでも気分が落ち着くかもしれません。ブログで作品の作り方を読んで、いつか作りたいな、と思っているときは、つかの間楽しい気分になるかもしれません。

そんな些細なことしかできないかもしれません。でも、これからは毎日というわけには行かないかもしれませんが、いつものペースで記事を書いていこうと思います。

被災している地域のことが本当に心配です。1日も早く、物資が届き、安全な暖かい場所で息がつけるようになることを祈りつつ、毎日を過ごしていきたいと思います。これから何年も、日本は大変な時期を乗り越えていかなければなりません。いつまでも、いつも、自分にできることを考えながら生きて行かなければ、と思います。


日本の夏休み その5
ひどい暑さだった日本も、ようやく一息つけるようになったそうですね。ここミシアナはすっかり秋めいてきたこのごろです。9月も後半になってしまいましたが、引き続き、日本での夏休みのことを書いておこうと思います。

8月のとある日、お友達の手芸家せばたやすこさんのお店「Nelie Rubina (ネリールビナ)」におじゃましてきました。ネリーさんは横浜元町にある、小さなかわいい手芸屋さんです。

千葉の私の実家から横浜へは、東京湾を横断するアクアラインを通る高速バスを使って40分。海上の橋を渡って途中から海底トンネルを走って行きます。





トンネルを抜けて地上に出るとまもなく、横浜の港が見えてきます。
バスは横浜駅東口に到着。みなとみらい線に乗り換えて横浜中華街駅で降ります。元町の商店街の素敵なお店を眺めながら散歩気分で歩いていると、あっという間にネリールビナのお店の前に到着です。開店前に一度おじゃましたきりで、オープン後、初めてだったのですごく楽しみにしていたのです。それに久々にせばたさんとゆっくり話ができるのも年に一度の楽しみ。特に今回は、日本で手芸本の仕事をしていたときにお世話になった編集者のお友達で、今は仙台で活躍中のASTちゃんが横浜まで出てきてくれて三人で集まれるというのでうれしさも倍増でした。

せばたさんにお許しをいただいたので、ネリーさんの店内の写真をご紹介させていただきますね。



手芸材料や道具は海外から取り寄せたものやせばたさんセレクトのかわいいもの、使いやすいものがいっぱいなのはもちろん、アンティークの雑貨や材料もいろいろあって、買い物は宝探し気分です。



さりげないディスプレイがかわいい!



いろんなデザインの手芸用のはさみ。



これはかわいい顔のついたカラフルな木製のリリアン。



春に出た刺し子こものの本に掲載されているせばたさんの作品が展示されていました。



せばたさんデザインのオリジナル雑貨もかわいいものがたくさんありましたよ。こちらは小さな小鳥と小花が刺繍されたメジャーですね。ほかにも外国製のかわいい編み針や、しゃれた口金やハンドル、質の良い編み物糸や刺繍用品などなど、センスの良いものがいっぱいです。海外の刺繍図案や書籍も人気のものがたくさんあります。

横浜に行くチャンスがあったら、ぜひとも立ち寄ってみてくださいね。おすすめです。手芸好きの方は、できれば少し時間に余裕を持ったほうがいいかも。見てるとあっという間に時間が過ぎます(笑)。オンラインショップも充実していますので、興味のある方はのぞいてみてください。ほかにも素敵なものが見られると思います。

お店をやりつつ、自分の教室、あちこちのカルチャーセンターで講師をして、たくさんの本の仕事もしているせばたさん、友人としては、ずいぶん忙しそうで体調を崩さないか心配することもありますが、元気そうな顔をみて安心しました。ネリーさんで買い物のあとは、みんなで中華街へ繰り出し、おいしいものを食べました。お互い離れた場所で忙しく暮らしていて、普段はメールやインターネット上で連絡をとるだけでなかなか会えませんが、二人の仕事や暮らしぶりにインスパイアされること度々。また来年会えるのを楽しみに、地道に元気にがんばりましょう。ああ、楽しい1日だったな。



日本の夏休み その4
たしかあれはまだ7月の終わりのころでしたが、私とムスメ、二人で東京は人形町に住んでいる友人を訪ねました。私の実家は千葉なので、電車を乗り継ぐこと3回、目的地まで約1時間半ほどかかるのですが、さすがに5歳になると電車の乗り降り、乗り換えなどもがんばって自分で歩いてくれるようになり、ベビーカーを押していたころと比べれば数段ラクになりました。



アメリカではめったに乗車する機会がないということもあってか、Ninaは電車に乗るのが大好き。このときも車窓からの眺めや自動改札や乗り換えのエスカレーター、駅の人の多さなど、存分に楽しんだようです。私もむしろ、ムスメと一緒に乗る電車が楽しく感じられたくらいです。すごい進歩!

さて、話は人形町にもどりますが、6年ほど前、私の誕生日祝いとして、仲のよい友人たちから人形町にある老舗の刃物店、「うぶけや」さんの裁ちばさみをもらいました。長年にわたって(もう25年以上だろうな・・・)私と、ほかの4人の女友達5人で、それぞれの誕生日にはほかの4人からプレゼントを贈ってきました。祝ってもらうほうは、欲しいものを事前にリクエストすることにしています。そして、私のとある「ビッグバースデー」に、そのうぶけやさんの裁ちばさみをリクエストしたわけです。



これが(写真下)その裁ちばさみ。とても切れ味が良く、使い勝手のよいはさみで、とても気に入り大切に使っているのですが、最近、ほんの少し刃が鈍ってきたように思います。そこで、友人の家を訪ねる前に、近代的なビルの間に、昔ながらの姿で今も営業している、うぶけやさんに寄ることにしました。



アメリカでこのような日本のはさみをきちんと研いでもらえるところがあるとも思えないし、よく知らないところへ出すのも不安なので、今回、販売元のうぶけやさんに研ぎに出すためだけに、わざわざアメリカから持ってきたのでした。



こちらは(写真上)うぶけやさんのショーケース。包丁や花ばさみ、爪切りなどが並んでいます。この次に行くときは、いい爪切りと糸切りばさみを買いたいと思っています。



私の裁ちばさみ、「東京 うぶけや」の商標が見えるでしょうか。



1週間ほどかかりましたが、出来上がりはこの通り(見ても分かりませんでしょうが・・・)新品同様のシャープな切れ味にもどりました。これから一生、お世話になるつもりの裁ちばさみ。これからも大事に使っていきます。

日本の夏休み その一
みなさん、お久しぶりです。水曜日に暑い日本から戻ってきました。サウスベンドの夏も暑いと思っていたけど、日本から来たら、なんだか軽井沢にでもいるような気分です。日本滞在中は、結局2回しかブログの更新ができませんでした。なんだか毎日忙しく、ゆっくりPCの前に座る時間がとれなかったのです。まだ時差ぼけ(時差13時間!)で、日中だるくて仕方ありませんが、そんなことを言って怠けているとまた、ブログに書く前に日本での記憶がどんどん薄れてしまうので、そろそろ書かなくては、と思います。

で、何から書きましょう。何しろ、1ヶ月の間にできる限りのアクティビティーを盛り込んでしまったので、書き残しておきたい思い出はいっぱいあるのですが・・・・・。このブログの読者の多くは、やっぱり手芸、ソーイング関係のネタを期待しておられるかと思うので、そのあたりのことを最初に書いていくことにします。



8月のとある日、久しぶりの友人たちと会うために新宿に出かけました。日本に帰ったとき、友達と会うのはたいてい新宿になることが多いのです。私も日本ではずっと小田急線沿線に住んでいたので新宿は馴染みのある街なのです。

最近、新宿高島屋にユザワヤができたと知り、日本に来る前から行きたいと思っていました。日本に住んでいたときはユザワヤといえばいつも吉祥寺まで出かけていたのですが、新宿に来てくれて私にとってはだいぶ便利になりました。



品揃えはどんなかな?と思いながら11階のユザワヤフロアーへ。本家の蒲田はもちろん吉祥寺と比べても売り場面積はかなり狭いし、品揃えもそれなりに少ないとは思いますが、久しぶりの日本の生地屋さんの眺めにワクワク胸が躍りました。



上の写真は私が今回ユザワヤで購入した生地。ほんとはもっと欲しい布がたくさんあったけど、アメリカに持って帰れる荷物の量と、航空券購入後のさびしいお財布の中身のことを考えると無茶はできません・・・・涙。




夕方の忙しい時間帯にぶつかってしまい、カット台の前には長蛇の列。危うく友達との待ち合わせに遅れるところでした。




洗い加工された綿麻の水玉と花柄。風合いが良くて一目ぼれです。ほかの柄も欲しかった。




ルシアンの綿麻。大胆な色使いの植物柄がグー。



コッカのダブルガーゼ、人魚柄。ムスメの服を作ったら着心地よさそう。私には・・・ちょっとかわい過ぎますかね?




そして!わたし、初めてサンリオのキャラクタープリントの布を買いました!これもムスメのため。人間の嗜好って、長い人生の中では変わっていくものなのですよ。それにしても、サンリオのキャラって息が長いですね。私が子供のころ、キキとララはもう人気者でした。妹がキキララの筆箱を持っていたような・・・。わたしもメモ帳くらい持っていたかも。




和風柄の木綿2種。

何がうれしいって、これらの生地がみ〜んな「メイド・イン・ジャパン」だってことです。アメリカでも日本の布は大人気ですが、目の飛び出るような高い値段がついていたりします。まあ、輸送費などを考えたら仕方ないのかもしれませんが。

日本での布や本などの買い物、素敵な手芸屋さんのことなど、これから少しずつ書いていこうと思ってます。

ここミシアナはほんの少し、秋の気配?みなさんも良い週末をお過ごしくださいね。

横浜デート?


十数年来のつきあいになる友人の手芸家せばたやすこさんに会いに横浜へ行ってきました。せばたさんは今度元町の代官坂という場所に手芸とアンティーク雑貨のお店を開くことになったので、まだ改装前のお店を見せてもらうというのも目的のひとつでしたが、主には久しぶりに思い切りおしゃべりをすることとおいしいものを食べること。

代官坂のお店のあたりはかわいいお花屋さんやしゃれたカフェなど素敵なお店があり、とっても感じのよい場所でした。こじんまりとした店舗は手芸屋さんらしいCozyな雰囲気で、今から開店が楽しみです。

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