手芸家のアメリカ暮らし
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一定期間更新がないため広告を表示しています

収穫のとき
先週の日曜日、毎年恒例のりんご狩りに行って来ました。自分の手でもいで収穫し、収穫の重さによって料金を支払うのを、こちらでは「U-pick (You pickのこと)」と呼んだりします。去年まで、いくつか違う果樹園に行きましたが、今回行ったところはとても広くてきれいで、りんごのほかにもいろいろな野菜やベリーなどをU-pickできる楽しい農園で、ここは今まで訪れた中でも一番でした。りんごはいろいろな品種が植えられており、馬が引くキャリッジ(馬車)でお目当ての品種のあるエリアまで連れて行ってくれます。いつものように、大量のりんごとラズベリー、それとハラペーニョを少しだけ収穫しました。お天気も最高で、とても楽しい時間を過ごしました。











そしてその後は、もちろんお楽しみのアップルパイ。今回は1週間に2度も焼きました。おいしくて、あっという間になくなるのです。


それから、これも我が家の定番になっている「アイリッシュ・アップルケーキ」。


ご近所やお友達にたくさんおすそ分けをしましたが、それでもまだ1ダースほどのりんごが残っています。今週はあともうひとつくらい、りんごのデザートを作ろうと思います。

ここ、北インディアナではすでに紅葉が始まりました。メープルやオークの葉が美しく色づき始めています。本当に、夏はすっかり終わってしまった、と思うと少しさびしいですが、これから10月いっぱいまでは短いけれど美しい季節。忙しい毎日ですが、少し心に余裕を持って、秋の自然を楽しみたいと思います。そして秋は収穫の季節。みなさんは何か収穫しましたか?

読んでくださってありがとうございます。素敵な1日をお過ごしください。
 
空白の1ヶ月?

日本は連日の猛暑と局地的な大雨とのニュースを見ます。みなさんお変わりなくお過ごしでしょうか。被害を受けられた地域のみなさんには心よりお見舞い申し上げます。熱中症はじめ、自然災害、水の事故には十分気をつけて、健やかにこの夏を乗り切っていただきたいと思っています。
 


このブログでみなさんにお会いするのは本当にずいぶん久しぶりのこととなってしまいました。1ヶ月以上、更新できなかったので、中には、筆者は病気とか事故か何か、またはブログを止めざるを得ないような重大事に直面しているのでは、なんてご心配くださった読者もいらっしゃるのでは・・・・いないか。ともかく、おかげさまでそのいずれでもなく、みな元気にしています。してはいるのですが、その間は実にめまぐるしいスケジュールの上に、度々事件がおこり・・・稀に見る忙しさの1ヶ月強を過ごしていたのです。と、いうわけで今回は遅れをとりもどす意味で、この期間の出来事について勉めて簡潔にまとめてみたいと思います。とはいえ、おそらくかなり長め+このブログにクラフト的な内容だけを期待していただいている方にはつまらない内容になるかもしれませんので、気の進まぬ方はどうぞこの記事は飛ばして、次回の更新にご期待いただければと思います。

さて、いったいどこから始めたらいいやら考えがまとまりませんので、ここはカレンダーに沿って7月のはじめの出来事から始めてみます。7月の訪れと供に、できれば訪れて欲しくない暴風雨がこの地域一帯に襲来したのです。正確にいうならばそれは7月1日の未明。激しい雷雨と供に消防署から聞こえてきたのは竜巻警報のサイレンでした。夫とムスメはすでに熟睡していたので、まだ起きていた私は二人を起こして地下に非難。ソファベッドのマットレスを運び込んで娘を寝かせようとしていると停電。懐中電灯を枕元においてなんとか眠りにつき、幸い、竜巻は来なかったものの朝になってみると、町中の多くの大木が倒れ、中には屋根や壁を壊された家もちらほら。我が家の庭のシュガー・メープルの大木も、倒れはしなかったものの大きな枝が折れてしまいました。この木は我が家のシンボル・ツリーのようなもので、以前のブログ記事の中にも登場しているので記憶に残っている方もいらっしゃるかもしれません。夏場はこんもりとした、まるでブロッコリーのような形で、枝の広がり具合も木登りや、ターザン・ロープ、ブランコをするのにパーフェクトな樹形でした。折れた大枝が家にぶつからなかったのは不幸中の幸いでしたが、残念ながらそのパーフェクトな形は崩れてしまいました。ブロッコリーの半分はなくなってしまいました。以前は暑い夏の日差しから家を守ってくれていたのですが、今、玄関の日陰はなくなってしまいました。私はきれいだった樹形が崩れてしまったのが残念でなりません。未だにそれを見ると悲しくなってしまいます。




この木はムスメのお気に入りで、うちでは「ニナの木」と呼んでいるのですが、私と比べると案外ムスメはこの出来事については楽観的。


半切りのブロッコリーになっちゃいました。


裏庭にもお隣の木が2本ほど倒れてきてこんな状態でした。小さな橋は今はもう元通りです。


これはお向かいのお宅。幸いお家に大きなダメージはなかったそうです。

今住んでいる家に引っ越して早5年、のろのろ歩きの家の改装ですが、今年は7月の半ばまでにベースメント(地下)の天井の張替えやバスルームのペンキ塗り、家の外壁のペンキ塗り、外回りの化粧直しなどなど、ある程度の改築、改装を終えようという目標を立てました。というのも、アメリカ移住10年目にして初めて、日本から私の家族がこちらへ遊びに来てくれることになったからです。これは私にとっては移住以来の夢でしたから、本当に楽しみにしていました。少しでもきれいになった家でくつろいでもらいたい、との思いがありました。が、この嵐の襲来のおかげで作業には大幅な遅れが・・・(何しろ停電は3日続いたのですから。)嵐ばかりでなく、ほかにもこまごました障害があったのですが、今となっては一つ一つを思い出せないほどです。その後はまるでビデオの早送りのようにめまぐるしく働いて、どうにかこうにか、家族の到着までに、ぎりぎり目標にしていたところまで漕ぎ着けたのでした。そして、ほんの1週間だけでしたが、1年ぶりに会う家族とともに思い出に残る楽しい時間を過ごすことができました。(このことについては、後日また書きたいと思います。)


父、妹夫婦と姪と一緒に。お城のような古い豪邸(今はレストラン)の前で。

大好きな従姉が来る前に、一緒に遊べる着せ替え人形を作って欲しい、とムスメに頼まれました。忙しい最中の合間を縫ってどうにか従姉の到着前にお人形とドレスとパンツが完成しました。(このお人形についてもまた後日。)


同時に、雑誌の連載の締め切りも迫っていたのです!! その仕事では、2ページの記事を書き、靴下を3足編み、イラストを描き、写真をたくさん撮影しました。予定では家族が来るまでにこの仕事は終わる予定でしたが、いつものように、予定は未定。追加で必要な画像が出てきて、結局はゲストの滞在中まで引っ張ってしまいました。そんなこんなで、この仕事は完了!(・・・だと思う。)目の前に締め切りがないって、なんて素敵なことでしょう!!






日本へ帰国する私の家族をシカゴの空港へ送ったその足で、今度は夫の弟夫婦をピックアップ。今度は義弟たちが家族に会いにミシアナへやってきて、我が家に三晩滞在したのです。日本の家族の滞在の直後でしたので、片付けもままならず、バタバタしてしまいましたが、これもどうにか乗り越え、ようやくホット一息。

と言いたいところでしたが、その直後にワークショップを一クラス教えることになっていたので、同時進行でその準備もしなければなりませんでした。今回はロープを使って小さなバスケットを作るクラスでした。ワークショップをする前には、サンプルを数種類作ったり、短い時間内に効率よく作業を進めて時間内に出来るだけ完成に近づけていただきたいので、材料や道具などを生徒さん一人一人用に分け、イラストをふんだんに使って分かりやすいレシピを書くなどの準備をします。今回は6人の生徒さんが集まってくれました。おかげさまで、今回も楽しくおしゃべりしながらのバスケット作り。いいワークショップができました。このことについても、また改めて。いつか、いろいろな異なる素材や作り方で作るバスケット作りのチュートリアルをこのブログでシリーズでやってみたいな〜、と思いついたのも収穫です。

今回作ったバスケットのサンプル。


作業中の参加者のみなさん。馴染みのヴィンテージ・ショップの素敵な店内で。


6人6様の個性ある配色が楽しかった!

さて、この長い長〜い物語もそろそろ終わり・・・。驚いたのは、気づいたら8月になっていた、っていうこと。大忙しの7月が過ぎ、やっと一息、これから心穏やかに過ごせると思っていましたところ、先週の土曜日にご近所の家でオークションがありました。オークション好きの私と夫ももちろん参加。夫は大工道具などをいろいろ、私もひとつお目当てのものがあったのでそれを競り落としました!


欲しかったものとは、コレクティブルとなっているフィエスタというメーカーのディナー・ウェア。下の写真で長テーブルの端においてあるセットです。


これはぺリウィンクルという淡い水色のもの。後でネットでそれぞれの価格を調べてみたら、どうやら市場価格の20%ほどで競り落とせたことがわかり、欲しかったものをお得な価格で入手できてホクホク、とってもいい気分でおりました。今日はきっと、私のラッキー・デーに違いないと思いました。


その日の午後、ムスメのお友達が遊びにきて、子供たちはベースメント(地下室)で遊ぼうと階段を下りていきました。私たちが約二週間前に改装を終えたばかりのベースメント。妹たちのゲストルームに、ときれいに準備したあのベースメント。子供たち、照明のスイッチを入れるやいなや、大声で「ミスター・ティム!!地下室が水浸しだよっ!!」・・・・・。ああ、私のラッキー・デーは何処へか・・・。この家と一緒に付いてきた80年代のものと思われる古い洗濯機の排水ホースがどうにかなって(外れたのか壊れたのか、もうどうでもいい!)排水が全て床に流出したのです。広いベースメントの床の80%くらいが1cm強の深さの水で満たされていたのでした。日本では地下のあるお宅は少ないし、家の中でどこかから水が漏れて床上浸水みたいになることはないから経験された方はまずいらっしゃらないと思います。が、こっちではよくある話ではあるのです。実際、私たちもこの家でこれが3回目・・・。3回目となれば、もう熟練選手です・・・決して熟練になどなりたくない分野でありますが。しかし、何度目でもその衝撃度はかなりのもので、そのたびに思いっきり気落ちします。

数時間の水との格闘の末に、今はすっかり乾いて一安心しましたが、この出来事はその週末を台無しにしたことは言うまでもありません(涙)。そして私はやっぱり、全ての面でスケジュールに遅れを来たしております。

これが私の本日の長い長い物語です。どうして1ヶ月以上もブログを更新できなかったか、ご理解いただけたなら幸いです。きっときっと、深く同情の念を持ってくださった読者さえいらっしゃるのではないかと・・・笑。今月の残りの日々が平和に過ぎますよう、また「ラッキーかも?」と思える毎日になりますようにと切に願う今日この頃。こんな小さな事件も度々起こりますが、それでも正直、家族が元気で無事に暮らせているだけで毎日がラッキー・デーだと思います。それに、こうしてみなさんが拙ブログを読んでくれるんですものね〜。

こんなに長い私のボヤキを最後まで読んでくださってありがとうございました!みなさま、お元気で素敵な週末をお過ごしくださいね。
2013ハロウィーン
グッバイ10月、ハロー11月。。。「暑い、暑い」と毎日うなっていた夏の帰省がついこの間のように思えるのに、もう冬がそこまで近づいているなんて、これではあっという間におばあさんになってしまいそうです。

私がまだ日本に住んでいた頃、日本でハロウィーンはまだあまり知られていなくて、仮装イベントやジャック・O・ランタンなども見かけることはありませんでした。最近では、まあ主に商業的な意味合いが大きいのでしょうが、日本でもハロウィーンを楽しむ人が増えたようですね。
こちらでは、子供がいる家は毎年10月になるとコスチュームを買ったり、作ったりするのが恒例になっています。手芸作家としてはちょっと恥ずかしいのですが、実は今まで、ムスメのコスチュームの全部を私が作ったことはなかったのです。それでも、ムスメの希望するキャラどおりのものはそうそう売っていないので、買ってきたものにペイントしたり、アクセサリーを作って追加したりはしていました。(こちらこちらこちらこちらなどで過去のコスチュームがいくつか見られます。)そして今年はついに、上から下まで、デザイン、パターン・メイキングから仕上げまで、私が一人で作りました。(実際のところ、パターンは作りませんでした。手持ちの服から、必要な部分、襟ぐりの形や、各部の寸法などの型を写し取り、身頃、袖、パンツなどのギャザー分を目分量で追加する、という大雑把な方法で作りました。)

今年の Nina からのリクエストは「ジェスター」。トランプの「ババ」になっている道化のことです。これに決まるまではほかにいくつかの「なりたいキャラ」候補があったのですが、ぎりぎり1週間前になってこのキャラクターに決まりました。どうやら、やっと、姫、妖精、アニメキャラになりたい年代を過ぎたようですね〜。私個人的には、今回のような個性的なもののほうが好き。前者はお店でもいろいろ売られていて、同じのを着てる子がたくさんいるんですもの。




ああ、ムスメのおでこのなんと広いことよ。私からの遺伝でないことは間違いなし。

ハロウィーンと同じ日、学校の「Fall Festival(秋祭り)」がありました。毎年開かれているイベントで、子供たちがとっても楽しみにしています。ムスメの学校では楽しいイベントが季節ごとに企画されて、学校のスタッフと父兄のボランティアの連携が良く、実に上手に運営されていて、一父兄としてはとてもありがたいです。いい学校を選べて良かった!


このイベントでは毎年カボチャのデコレーション・コンテストが開かれています。Nina は今年は出品しませんでしたが、今年も楽しい、レベルの高い作品がたくさん並びました。子供たちは全部のカボチャを審査して、一番いいと思うものをひとつ選んで投票します。このコンテストではカボチャを切ったり彫ったりすることは禁止です。中身が傷んできたり、匂いがしたりするという問題があるからだと思います。ですからみなさんご存知の、カボチャの中身をくりぬいて、怖い顔などを彫刻した「ジャック・O・ランタン」的な作品はありません。


このガムボール・マシーン(ガムのガチャガチャ的販売機)は、お母さん方の間では一番人気だったんじゃないかな。Nina によるとこの作品が第2位だったそうです。


こちらは、私を大いに笑わせてくれた作品。小さい子に人気の本のキャラクターで、「キャプテン・アンダーパンツ」。


そしてこちらがみごと第1位に輝いた「マインクラフト」。みなさん、ご存知ですか? 日本ではどうか分かりませんが、アメリカでは子供たちの間で今人気のオンライン(?)ゲームなんです。Nina もよく遊んでいます。ブロックのようなものを次々と積み上げて建物を作っていくという実に単純なゲームのようで、私には、どうしてこれがそんなに子供に人気があるのか、いまひとつよくわかりません。(途中でゾンビが出てきて邪魔をされたりするらしいですが・・・・こわい

それはともかく、私もこの作品、子供らしくてとてもいいと思いました。テープがめちゃくちゃに貼られているとこなんか、子供が自分でがんばって作った感じが出てます。

あ、そうそう。Nina のコスチュームを作ったハギレでこんなポーチを作ってみました。いろんな形とサイズの小さいスクラップをテキトウにつないでいます。ちょっと即興的なピースワークと、ベルベットの質感が気に入っています。これからの季節にいいかな、と。

日本も秋が深まってきた頃でしょうか。こちらはそろそろ紅葉も終わりそうで、木々が残った葉を精一杯きれいな色に染めています。いい1週間をお過ごしください。
このごろ・・・・
今年の秋はゆっくりと進んでいます。いつもなら10月の下旬には全ての樹木が紅葉しているか、すでに葉を落としているのですが、今年はまだ緑色の葉をたくさんつけている木々が多く見られます。不思議なことに同じ樹木でも、毎年紅葉の色が微妙に変わります。その年の天候が影響しているのでしょう。気になるので毎年、色の変わり方をそれとなく観察しているのですが、秋が早く来て、朝晩の冷え込みが厳しい年は紅い色が多くなり、今年のように緩やかに秋が訪れるときは黄色や茶色が多いように思います。うちのリビングルームの三角窓からの眺めです。雲間からもれる陽の光が射した時の紅葉の輝きが大好きです。


珍しいことではありませんが、このところ、あまりにたくさんのことが同時に進行(または停滞!)しています。今日はそのいくつか、近況報告です。

仕事部屋の引越しはまだ進行中。ですよね、時間かかりすぎてますよね。早く終わらせてしまいたいのは山々なんですが、皆さんの多くが同じように感じている通り、1年の終わりに差し掛かったこの時期はやらなくちゃいけないことと、やりたいこと(なかなかそこまでたどり着けない!)が山積みのため、あまりに自分を追い込みすぎてストレスにやられないように、差し迫っていない仕事はちょっとスローダウンしようと思うのです。ですが、仕事部屋はすこ〜しづつですが、確実にスタジオとしての形を成し始めています。

友人からもらった大きなドレッサー(腰高くらいの箪笥)をカッティングテーブルとして使うことにしました。深い引き出しがたくさんついているので大量の布 を整頓して収納するのにちょうどいいのです。その上の壁にはスクラップブッキング用の紙とマスキングテープを使ったピンナップ・ボードを作りました。ピン ナップと言っても、実際には画鋲は使えず、マスキングテープで切り抜きや素材などを貼れるようにしたボードです。

引越し進行中とは言っても、一応、作業は出来る程度に片付いているので、その仕事部屋ではいくつかのプロジェクトが同時進行で(ゆっくり)進んでいます。新しいバッグのソーイングパターン作りもそのひとつです。プロセス写真を撮ったり、サンプルを作ったりしています。


荷造り、包装用の綿の紐(ホームセンターで購入)を使ってかぎ針編みをしています。この紐でとってもかわいい素敵なものを作るチュートリアルを後にご紹介しようと思ってます。


近所のリサイクル・ショップでこんな素敵なサマードレスを見つけました!

全体が小さな水玉で、裾はこんなすてきなレースになっています。この生地はクリスマス用の雑貨を作るのにぴったりではありませんか。これで何を作るか、考える時間が楽しいんですよね。ドレスはすでに洗濯して裁断して1枚の布になってます。


先日ご紹介したムスメのレッグウォーマーが出来上がりました。今回は残り糸でしたが、次回はバレエピンクのソフトな糸を買って編んであげたいと思います。(バレエピンクっていう色があるってご存知ですか?バレエをやるひとにはお馴染みの色なんですよ。)


先週、ムスメの学校の写真撮影会がありました。こちらの学校では、年に2回、ピクチャー・デイというのがあって、その日は制服を着なくてもいいのです。みんな思い思いにドレスアップして出かけます。昨年のクリスマスに夫からプレゼントされた、小さな星が遠くから見ると水玉のように見えるドレスを着ることにしました。が、ムスメいわく、これはちょっと地味で写真写りが悪い。前身ごろにレースをつけて欲しい、というので、手持ちのレーステープを縫い付けてみました。

写真はまだ出来上がって来ていないので、実際写真写りが良くなったかどうかはまだ不明です。


地元のヴィンテージ・ショップ Junk Evolution で掘り出し物を見つけてきました。ナイフ、フォーク、スプーンをかたどった鍋敷き、プリミティブな幾何学模様のシルク・スカーフ、それと何に使うのか分からないワイヤーのバスケットのようなもの。実は私、かわいいカゴや珍しいバスケットを見つけたら買わずにはいられないのです。なんだか分からないけれど、かわいいからとにかく買ってみました。英語ブログのほうで「知っている方、教えてください!」と書いたら、早速、北海道在住のイギリス人、Vicky さんが教えてくださいました。これはサラダの水切り用のカゴだそうです。洗ったレタスをこの中に入れて、屋外で振り回すんですって!私も現代版のプラスチックの水切りカゴを使っていますが(もちろん、屋内で使えるやつです)、それの原始版なんですね〜。かわいい素材や雑貨などをいれてスタジオの天井からぶら下げておこうかと思います。


そして・・・・これはおまけ。前に書いたかもしれませんが、オットは不動産関連の小さなビジネスを運営しています。見捨てられた古い家を買ってきれいに改修して貸家として再生させます。先週、一軒のかわいそうな家を買いました。これはその家の内部・・・・あまり気持ちの良い写真とはいえません。過度なお目汚しにならぬよう、サイズを小さくしてみました。どうやら前のオーナーはあまり整理整頓が得意ではなかったようです。この部屋はまだマシなほう。2回のベッドルームは中に入れないくらいのもので溢れています・・・。このごみの山は、購入手続きが完了するまでに売り手が片付けることになっています(安堵・・・)。家の構造と間取りはなかなかいいようなので、手を入れれば春ごろにはかわいい家に再生できそうです。


長くなりましたが、ここまで読んでくださってありがとうございます!また台風が接近しているようですので、みなさん、どうか注意して、安全にお過ごしください。無事に通り過ぎてくれることを祈っています。
夏の思い出 その1
お久しぶりです。今年の夏も、ムスメと二人で日本に里帰りすることができました。約1ヶ月、実家に滞在して家族や友達と過ごしました。今年は出発前に私が体調を崩していたこともあり、のんびりとしたスケジュールにしたので、残念なことに会えなかった友人知人が何人もいます。年に一度しか会えないのに・・・この夏は健康の大切さを痛感しています。
日本から戻って12日が過ぎ、長かった時差ぼけも治っていつもの暮らしが戻ってきました。水曜日から学校の新学年も始まり、ムスメは早いもので3年生になりました。今年はどんな年になるのか、楽しみです。そして私も、昨年の今頃から始めたお弁当作り、なんとか1年間休まずに続けられました。また1年間5時半起きでがんばります。


思えば、この日本語ブログ、前回の更新から1ヶ月以上が経ってしまいました。英語ブログのほうは日本滞在中に2回ほど更新しました。→日本での夏休みについては後ほど数回に分けてご報告したいと思っています。今日はアメリカでの夏休みを振り返ってみます。

日本へ出発する前、Nina は地元のコミュニティー・シアターの演劇キャンプ3クラスに参加しました。2月に「リトルマーメイド.Jr」に出演して以来、彼女の演劇熱は冷めることがないようです。


それから、初めてロッククライミング・ウォールに挑戦!私は現場にいなかったのですが、連れて行ったオットによると、ムスメの筋力恐るべし、とのこと。毎日、庭の木からぶら下げたロープに上ったり、曲芸(!)の練習したりしている成果でしょう。


そしてまたムスメの話題で恐縮ですが、地元体操クラブのトランポリン・ミニキャンプにも参加。観覧席がすごく離れたところだったので、ピンボケのひどい写真で分かりにくいかも知れませんが、これ、ムスメが宙返りしている決定的瞬間の写真です。矢印の示す緑色の物体、それがムスメです。分かりますかね〜?


独立記念日には、ダウンタウンの美しい夏の夕景を楽しんだり、


もちろん、花火を観たりもしました。


日本から戻った後、ミシガンの果樹園に桃狩り(って言いますかね?)に行きました。桃の季節ももうすぐ終わり。小粒ながらとっても甘くてジューシーな完熟桃が採れましたよ。


ダンボール箱に入れて持ち帰りました。


新鮮なバジルも売っていたので、1ポンド(約450g!)も買いました。おかげで家中が食欲をそそるバジルの香りで満たされました。おいしいパスタが食べたくなります。


ホームメイドのピーチパイ!クラストがつぎはぎだらけで見た目は良くありませんが、お味はGoooooood! でした!


大量のバジルを使ってバジル・ペストも作りました。


トーストに塗って食べてみたら、これがおいしいのなんのって!昨日は夕食にバジリコ・スパゲッティーを作りましたが、これもまた美味でした。これからいろんな料理に活躍しそうです。


今日はここまで。クラフトやソーイングの話題がひとつもなくってごめんなさい!次回は最近作ったものや私のスタジオ(仕事部屋)の引越しのことなども少し書くつもりです。ここまで読んでくださってありがとうございます!素敵な週末をお過ごしください。


お久しぶりです。
お久しぶりです。気がつけば、1が月以上もご無沙汰してしまいました。5月は初旬から体調を崩してしまい(今はだいぶよくなりました)、また、ムスメは学年末ということもあって、行事なども重なり、ブログを書く時間とパワーがありませんでした。そういうわけで、今日はご無沙汰していた間の出来事などを少しまとめてみようと思います。手作りネタはあまりありませんが、しばしお付き合いいただければうれしいです。

5月はたくさん雨が降りました。家の周りではあちこちにいろんなきのこが生えました。


雨の後は庭の草木(雑草も)がどんどん成長します。これは去年作ったハーブ花壇の様子。タイム、セージがものすごい勢いで茂っています。植えた当初は十分余裕があった花壇のスペースですが今は窮屈に見えます。もうすぐ拡張しないといけないかも。


ハーブで作った小さなブーケ。


セージの花だけで、こんな贅沢なアレンジメントができて、しあわせ


雨といえば、こんな素敵なものを見ました。二重の虹!しかもこんなに隅から隅まではっきりとしたのはハワイにでも住んでいない限り、めったに見られないんじゃないかな。この虹はこの地域ではけっこう大きなニュースで、私のフェイスブックのニュースフィードにもたくさんの虹の写真と投稿がありました。私も思わず、何度もシャッターを切りました。


大きな大きな虹の架け橋だったので、パノラマ撮影でないと画面に入りきりませんでした。夜9時近い時間でしたが、週末でムスメもまだ起きていたので、家族3人で見られてとても良かったです。(気づいていなかったご近所にも声をかけて一緒に見ました!)


我が家の窓にも七色の虹が映りこんで・・・・。


それから、15日にムスメのNinaが8歳になりました!ここまで元気で、明るい子に育ってくれてほんとうに助かります。大きくなって自分のこともだいぶ自分で出来るようになったし、私や夫のお手伝いもできるようになってありがたいですが、正直言うと、8歳くらいのままでずっといてほしいな〜、と思う気持ちもあります。Nina、誕生日おめでとう!


最近、Ninaは演劇にも興味がでてきたようです。市民劇場の6週間のワークショップに参加して、その成果を地元のコミュニティーセンターで発表しました。テーマは「変なおとぎ話」。Ninaは、悪者と誤解されて困惑するオオカミの役を演じました。長いせりふもたくさんあったのに、ちゃんと覚えて演じていました。舞台で演じることは彼女に自信を与えたことと思います。彼女自身が楽しんでいることがなによりです。ちなみに、オオカミのしっぽは、本番当日、しかも家を出かける寸前にムスメからリクエストされて、たまたま残っていたグレーのフリースをダダ〜っと縫って綿を入れて10分で作りました!演出家からOKが出たから良かった。


学校のタレントショー(学芸会といったらいいかな?)のお芝居にも出演しました。題材はバックステージ物で、ムスメの役はショーの演出家。こちらも長せりふがたっぷり。放課後に1ヶ月以上練習して無事にやり遂げました!写真はフィナーレの「One」(ミュージカル「コーラスライン」より)の衣装。出演した子どもたち(幼稚園から4年生まで)みんなよくやりました。子供が一生懸命何かにがんばる姿を見るといつも心が温まります。


終演後、サインを頼まれていました。


バレエ学校の春学期の最終日、レッスンの参観日でした。この年代のクラスになってようやく、バレエらしいステップや動きを習い始めました。少しずつ新しいこと覚えて上達するのを私も楽しく眺めています。


2年生の最後の研究プロジェクトは海の動物でした。ムスメの研究テーマは「ベルーガ」。レポートに加えこのポスターを作りました。Ninaは熱心にいろいろ調べていて、ベルーガについて私の知らなかったこともたくさんレポートしていました。


2年生の最終日、今年で定年退職する担任の先生のためにサプライズ・パーティーを企画しました。私とムスメは先生への感謝の言葉を書いたボードを作りました。これはそのボードを飾ったちり紙の花。実際にはラッピング用の薄紙をつかって作りました。日本では学校のイベントというと、よく登場するちり紙の花ですが、こっちではあまりメジャーじゃないようで、何人かのお母さんから作り方を訪ねられました。


さて、今月はなにかチュートリアル(作り方)をご紹介したいと思っているのですが、まだ何にしようか迷っています。それから、ブログツアーやプレゼントというたのしい企画の準備もしています。追々、予定をお知らせしますので、時々、ブログをチェックしてみてくださいね。それでは、素敵な日曜日をお過ごしください。

任務終了!? 2月を振り返って。
長らくブログからご無沙汰していましたが、ムスメの子供ミュージカルの公演が終わり、やっといつもの生活パターンに戻ってきました。ひと段落して深呼吸。ミュージカルのリハーサルや舞台裏での仕事はとても楽しかったのですが、久しぶりに日常に戻ってみるとやはりホッとしますね。そんなバタバタの2月を、今日は少しだけ振り返ってみたいと思います。

この舞台はムスメにとっては、ミュージカル初舞台。20代に舞台関連の仕事をしていた私にとってはちょっと感慨深いイベントでした。オットも大学で演劇を専攻していたこともあり、家族揃って楽しみました。一般からのオーディションで編成されたキャストですが、年齢を問わず(7歳〜18歳くらい)実に才能にあふれた子供がたくさんいるのには驚きました。市民劇場とは思えぬ完成度でした。頼りがいのあるスタッフをはじめ、多くの父兄がボランティアとして働きました。40回のリハーサルと5日間で8回の公演をこなした子供たち。ムスメは毎晩、リハが終わると疲れきってはいましたが、毎日楽しく練習していたようです。この体験から、知らず知らずにいろんなことを学んでくれたと思っています。


演目は「ディズニー・リトルマーメイド・ジュニア」。ムスメの役は、悪い魔女ウルスラの手下。悪役です!8人の「Tentacles / 触手」のうちの一人でした。上の写真では左から2番目。Tentacles 全員の髪のセットは私がしました。当初、それぞれ好きな髪形をしていたのですが、演出家がNina の髪型を気に入って、全員統一することになったのでした。そもそも、Nina がやりたい髪型を絵に描いて、それを私が形にしました。子供のアイデアはバカにできません。


悪役になりきって?邪悪な Tentacle を演じました!


終演後はもとの7歳の女の子にもどって、いただいたお花とぬいぐるみを持ってパチリ!


ウン十年ぶりに、衣装制作を手伝いました。魚の衣装を7着くらい縫いましたよ。



マーメイド関連以外では、2本目のムスメのズボンを仕上げました。1本目と同じデザインですが、フラップとウエストバンドのプリントは違うものを使いました。


地元のショップに置いてもらうため、バレンタイン用のコインパース、ポーチなどを作りました。


かぎ針で編んだ、ハート型の葉っぱの赤い四葉のクローバーをアップリケしました。


かぎ針編みのハートのキーホルダー。



黒いかぎ針編みプロジェクトはいまだ進行中。早く仕上げたい。


もう3月とは、信じられません!が、春が着実に近づいているということでもありますね。 あ、もうすぐひな祭り!お雛様を出してあげなくては!

今日も読んでくださってありがとうございました。皆さんのところに早く春が来ますように。

Merry Christmas.
今年の12月はいつにも増して目の回る忙しさ。コンピューターに向かってじっくりブログを書く時間をどうにか捻出しようとしましたが、結局今日になってしまいました。今はクリスマスイブの朝。これから大忙しなので今日の投稿は手短に。でも一言読者のみなさんにメリークリスマスを言いたくて。我が家のクリスマスにまつわる写真をたくさん並べてみます。みなさんに我が家のクリスマスの雰囲気を味わってもらえたらうれしいです。

今年のホームメイド・クリスマスリース。クリスマスツリーのいらない枝をもらってきて作りました。いい香りです。




今年のツリーはちょっと背の低いもの。いつもリビングに飾っていましたが、今年はファミリールームに。


ヴィンテージの木製オーナメント。手作り感がいっぱい。日本の妹家族に送りました。






恒例の手作りプレゼント。スクールバスの運転手さんと、


担任の先生に。ムスメと協力して作りました。


学校のクリスマスコンサート。みんなとってもかわいかった〜。2年生になると歌も上手になりますね。


クリスマスドレスで正装してコンサートに臨みました。


前にちょっと書きましたが、結婚10周年を記念して、シカゴに1泊旅行に行ってきました。


シカゴのメインストリート、ミシガンアベニューのクリスマス・ライト。


元マーシャル・フィールド(現メーシーズ)のウォルナット・ルームという100年以上の歴史を持つレストランでクリスマス・ブレックファストをいただきました。ツリーが圧巻。


科学技術博物館では3人でたっぷり楽しみました。クリスマスツリーもすごかったですよ。


ちょうど、「ピーナッツ」の展覧会を開催中でした。帰りにピーナッツのコミックブックをお土産に買いました。



今年も1年間、いろんなことがありました。無事にこのブログを続けてこられたのも読者の皆さんのサポートのおかげ。心から、どうもありがとうございます。来年は、もっといろんな企画を考えて楽しい手作りブログにしていきたいと思います。素敵なクリスマスを、そしてよいお年をお迎えください。



11月
毎日バタバタと暮らしているうちに、なんと、気がつけば12月ですね。しかももう4日?!11月、私はいったい何をしていたのかしら。こんなことを毎年言っているような気がします。

今週末は、恒例になったNinaのバレエスクールの「the Nutcracker(くるみ割り人形)」の公演があります。このブログを長く読んでくださっている方はこの記事をご記憶かもしれません。去年、ムスメはスノーフレーク(雪の精)を踊りました。今年は彼女にとって3度目のくるみ割りの舞台になります。演じる役はエンジェル(天使)です。この数週間はリハーサルとミシガンのニューバッファローという町での小公演(先週土曜日に2ステージやりました)などで大忙しでした。それに加え、クリスマス前ということもあり、Etsyショップや委託販売しているお店へ納品する作品作り、久しぶりの風呂敷デモンストレーションの準備もしていました。そして、多くの皆さんと同じように、年の瀬ならではの、クリスマスプレゼントの準備やデコレーションなどにも追われています。今日は11月を写真で振り返り、少し息を整えてこれからお正月までの多忙シーズンを乗り越えるためにも気持ちを切り替えてみようと思います。

霜の降りた朝、家々の屋根や木の枝や、庭の植物が砂糖菓子のように輝きます。




霜にやられてしまう前に、庭の鉢植えをリビングルームに運び込みました。この部屋なら冬でも日当たりがいいので冬越しできるかな。おかげでいろいろな色のゼラニウムがまだ花をつけています。まだつぼみもたくさん。冬中、咲いてくれたらうれしいけど、どうでしょう。


そうそう、11月9日は10年目の結婚記念日でした。10年。長かったようなあっという間だったような。その10年のうち、7年はアメリカ暮らしです。よく思い起こせば、大変だった時期もありました。結婚当初は10年先にどうなっているかなんて、正直想像もできませんでしたが、こうしてなんとかやってこられたことに夫婦お互いに感謝しあわなければなりませんね。ところで、記念日のお祝いに、夫の両親が素敵なレストランでのディナーに招待してくれました。

私は神戸牛のステーキをいただきました。最高級というわけには行きませんでしたが、とてもおいしかったです。そして、下の写真の濃厚なチョコレートケーキはレストランからお祝いとしてサービスしていただきました。いい記念日になりました。



そうそう、結婚記念日にプレゼントを贈りあうことはないのですが、今年は節目ということもあったので、オットには手編みの靴下をプレゼントしました。細かい編みこみのように見えますが、靴下用に段染めにされた毛糸を編んでいくとこのような模様が現れるのです。とても上質な糸(普段なら絶対買わない高価格!)で手触りもとても柔らかい。時間さえあれば、色違いで自分用にもう一足編みたいところですが、当分は時間がなさそうです。

おっと、少しばかりサイズが大きすぎたみたい。洗濯して少し縮ませて履いてもらいましょ〜。

暖かい秋の週末に地元の公園にネイチャー・ウォークに出かけました。




そして久しぶりにノートルダム大にあるスナイト美術館へ。



東京を離れてから恋しい!と思うもののひとつが美術館。いつでも近くによい美術館がたくさんあり、世界中のアートを鑑賞できる環境が、いかに恵まれていたか、実感しています。一人でぶらぶらと何軒かの美術館をはしごした、あの頃が懐かしい〜!

バレエ教室のオブザベーション・デイ(参観日?)がありました。この夏から、レッスンで習うことはいよいよバレエらしくなってきました。先生の教え方がいいのでしょうが、みんな真剣にきちんと練習していたのはちょっと感心。




今年もいろいろな種類のコサージュを作って地元のお店に納品しました。


そしてクリスマスが近づいたらこの工作。ジンジャーブレッド・ハウスをムスメと一緒に作りました。




今年もまた、仲良しのヴィンテージ・ショップ「Junk Evolution」で風呂敷の使い方を紹介しました。地元のお店を応援しよう!というボランティア・グループのお客さまがたくさんいらして、風呂敷を興味深く見ていってくれてうれしい限り。私の作った風呂敷やバッグ、小物なども何点も買っていただき、おまけにそのグループのみなさんから、ドアを飾るクリスマス・スワッグまでプレゼントしていただきました。ファーマーズ・マーケットから生のヒイラギやサンキライを使ったフレッシュ・スワッグです。うれしいクリスマス・プレゼントです。


日曜日、今年も忙しい合間を縫ってクリスマス・ツリーを買ってきました。隣町の消防署で乳がん撲滅のための募金活動としてツリーを販売していると聞いたので、今年はそちらで買いました。とても上等な木が揃っていて、きれいなツリーを求めることができました。すでに飾りつけは終わったので、時間さえできれば、なるべく早くツリーのことも書きたいと思っています。年の瀬の忙しいとき、みなさん風邪や食中毒に注意してお元気でお過ごしくださいね。
ハロウィーン2012
今週、アメリカ東海岸では、広い範囲で強烈なハリケーンSandyによる甚大な被害を受けました。多くの地域でいまだ停電が続き、NYの多くの地下鉄の駅は水浸し・・・と言うより沈没しています。住宅地の火災が強風にあおられて広がり、多くの家屋が全焼したそうです。多くの人々が非難を余儀なくされ、不自由な日を過ごしているようです。この災害はいやおうなしに昨年の東北の地震、津波被害を思い出させます。このハリケーンによる被災者のみなさんが、一日も早く平穏な生活に戻れることを心からお祈りします。また、東北で被災され、いまだ苦しまれている全ての皆さんにも、改めてお見舞い申し上げたいと思います。

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今年もまたハロウィーンがやってきました。昨日はまだ、ハリケーンの名残でしとしとと雨が降る中での「Trick or Treat!」でした。かなり気温が下がり、寒かったのですが、幸い、その時間の雨は小雨で降ったりやんだり。どうにか傘なしで歩き回れました。今年は少し離れた、市内でも古くて素敵な家々が立ち並ぶ、「Trick or Treat!」の人気エリアまで出かけました。ムスメが赤ちゃんのときからのお友達の家もあり、たくさんの子供たちがお菓子を求めて集まってくる場所です。今年は、やっと、ムスメがコスチュームの準備を手伝えるようになってくれ、私はだいぶ楽をしました。ちなみにこれは魔法使いの扮装です。たまたま、2年前のクリスマスのいただきもののこのガウンがクローゼットに眠っていました。(私がいただいたのですが、着用すると静電気がものすごいので結局一度も使えませんでした。)私が担当したのは、このガウンのスソと袖の丈を直したのと、帽子と魔法のつえにあごヒモとリボンをつけただけです。帽子と魔法のつえはNinaが自分で工夫して画用紙で作りました。まあ、単純なコスチュームではありますが、いつも大変な思いをして衣装作りをしていたのを思うと、やっと楽ができて、私としてはうれしい限りです。







ちょっとこの写真では分かりにくいと思いますが、画用紙で作った星にちゃんとマチがついていて、しかもそのマチの形が菱形になっており、立体的になっています。今回私は一言も口出しをせずにいたら、いつの間にかこの形に出来上がっていて、ちょっと驚きました。7歳児、恐るべし。



仲良しの友達と一緒に各家を回ってお菓子を集めます。きれいにデコレーションされた家々がとても素敵です。



このお宅には巨大な黒猫が!ちびっ子モンスターたちが悪さをしないか見張っているみたです。



そのモンスターたち、意外にお行儀が良く(笑)、きちんと並んでお菓子をもらう順番を待っていました。


友人宅のドアもノック、ノック。顔なじみの犬クーパーにも「Trick or Treat!」の挨拶。



これはNinaのハロウィーン弁当。もう少し完成度を上げたいとは思うのですが、こちらでは、このくらいでも学校の先生やランチのヘルパーさんたちが驚いてほめてくれるので、ついつい手を抜きがちに・・・・。



学校から戻った娘に、この形がなんだったかわかる?と聞いたら、「りんごでしょ?」・・・・・おいおい。カボチャにきまってるでしょ。ハロウィーンなんだからさ〜!



それにしても、自分であれこれ衣装や小物を考えたり工夫して作ったり、できるようになったんだから、大きくなりました。1歳のとき、初めてのハロウィーンでテントウムシの衣装を着て、玄関で子供たちにお菓子を渡していた後姿を、毎年この時期になると思い出します。ちっちゃくてかわいかったな〜。母としての大事な思い出の一幕です。