今日は私の妹の手作りを紹介させてください。うちの妹はけっこう器用です。特に、刺繍やアップリケなどをやらせるとすごく丁寧で上手。昔、1年くらい二人で刺繍のクラスを取っていたことがあるのですが、そのころから上手に刺繍していました。とても慎重に丁寧にやるので仕上がりがすごくきれいなのです。妹は、自分は仕事が遅い、時間がかかりすぎる、と言いますが、時間をかけて質の良いものを作るほうが、早いけど仕立てのお粗末なものを仕上げるよりはずっといい、と思います。
今、妹が作っている、布の絵本。フェルトの土台にアップリケや刺繍でいろいろなものを縫いつけています。
この小さなピンクのウサギがこのお話の主人公。といっても、実際にはお話は書かれていません。子供が遊びながらお話を作っていくのです。そういう風にお人形や小物で遊びながら想像力を育むことができるのが、布絵本の良いところではないかな。ベッドはポケットみたいになっていてウサギがちゃんと入ることができます。ウサギの服はクローゼットの中にしまうことができます。細かいところ、隅々までがちっちゃくってかわいい!凝ってます。
さあ、うさぎちゃん、朝です。起きて服を着て、朝ごはんを食べよう。
で、朝ごはんは目玉焼きとウィンナー、それにブロッコリーやミニトマトなどの野菜も。
お皿と食べ物にはそれぞれマジックテープがついていて、くっつけたりはずしたりできます。
針の動く時計のページもあって、時間の勉強もできます。
このかわいいワンピースでは、ボタンの練習ができます。幼稚園くらいの子供にはよい練習ですね。
私はしばしば、妹の手仕事から刺激をもらいます。あんまりかわいいので、私もムスメに布絵本を作りたくなりました。この妹の作りかけの絵本を出して見せてもらっていたら、NinaとMomoが遊び始めてしまいました。
妹の手仕事の丁寧さにはいつも感心するし、手芸や裁縫について話ができる妹がいてよかったな、と思います。