手芸家のアメリカ暮らし
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春物の作品たち
3月です。みなさん、お気づきですか?もう3月です!3月と言えば、関東では梅の花が咲き、あちこちで球根の芽が土の下から顔を出す季節。冬の長いこのアメリカ中西部でさえ、いつもならなんとはなしに早春の気配が感じられてもおかしくない季節です。ところが今年は超低温、雪も多くてまったくそんな気配は感じられません。つい昨晩も雪が降り、今朝は7〜8センチほど積もっていました。(根雪となった上に新たにそれほど積もったのです。)屋根の上にはまだ雪が凍って分厚くなった氷の塊(20センチもあるでしょうか)が残っています。こちらに来てからの年月の間に、私もだいぶ鍛えられて、冬が嫌いではなくなりましたが、それでも今年はもう十分以上に冬の醍醐味を味わいましたので、そろそろ勘弁して欲しいな、というのが本音です。

そんな中で3月を迎えましたが、街ではいろいろな春をテーマにしたイベントが予定されています。今年も、いつも作品を置いていただいているヴィンテージショップで今月のアーティスト、としての作品販売とソーイングのワークショップをすることになっています。今月のお店のテーマはFrench/Asian Fusion Style だそうなので、それに合わせて作った新作を今日はご紹介したいと思います。

繊細なレース編みでネックレスを作りました。春を呼び込んでくれるような小花のモチーフを淡い砂糖菓子のような色で編みました。





レース編みモチーフを使い、別のタイプのネックレスも作りました。細いチェーンに、小花やシャムロック(クローバーに似た形の葉をもつ植物で、3月の祭日聖パトリック・デイのシンボルにもなっている)にビーズのハートをあしらいました。また、もうさよならしたいスノウ・フレークを春色で作ったものも作りました。私の手と比べていただくとそのサイズが分かるかな。




アジアをテーマにして、刺し子の小物も作っています。これは「十字花刺し」という伝統のデザイン。


その十字花刺しを使ってスマートフォンのケースを作りました。


かぎ針編みの持ち手はボタンで片側を取り外しできるようにし、バッグの持ち手などにぶら下げられるように。日本ではポピュラーなこの工夫ですが、こちらではまだあまり見かけません。スマホの携帯の仕方も日本とアメリカでは違うのでしょうか。




先月作ったこのがま口バッグたちも店頭に並びます。


みなさん、どんなふうに3月のスタートを切りましたか?どんなに寒くても、終わらぬ冬はない!!自分に言い聞かせて・・・・明日(日本ではもう今日ですね)はおひな祭りですね。素敵な1日をお過ごしください!