手芸家のアメリカ暮らし
<< June 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

<< ダブルガーゼのチュニックドレス | main | ユニークなフェルトブローチいろいろ >>
ファブリック・マニピュレーション/ベルベットのクラッチバッグ
このところ、はまっている手法があります。それは英語でファブリック・マニピュレーションと呼ばれるもの。日本語でなんと言うのか、調べてみましたが、相当する言葉が見つからないので英語をそのまま使うことにします。Manipulationとは、辞書で調べてみると「巧みに操作すること」と出てきます。ファブリック・マニピュレーションとは、布を折ったり、縫い縮めたり、綿を入れたりして立体的なフォルムを作り出す技法とでも言ったらいいでしょうか。最近では中道友子さん著の「パターンマジック」という書籍が人気ですが、その中で使われている不思議で楽しい手法の数々もファブリック・マニピュレーションです。よく知られたものではスモッキングもそのひとつです。

ファブリック・マニピュレーションを使ってベルベットのクラッチバッグをいくつか作りました。






これ(上)は良く知られたスモッキングのテクニックのひとつ、ハニカムステッチ。


こちらはプリーツ。


この技法はスモッキングのひとつですが、調べてみると「ノースアメリカン・スモッキング」とか、「カナディアン・スモッキング」と分類されるそうです。布を縫い縮めることによって布が規則的にたたまれ、表面に立体的な模様を生み出します。60年代、70年代ごろのヴィンテージのクッションカバーなどによく使われていた手法です。ステッチの仕方によっていろいろな模様を作れます。

ほかにもいろいろなマニピュレーティング・テクニックがありますが、これらは難しそうな見た目に反して、案外シンプルな作業で出来上がります。いつかチュートリアルをご紹介したい手法です。


今回作ったバッグには、それぞれヴィンテージのアクセサリーをアクセントに使ってみました。上のラインストーンの小さなブローチを見て、大きなリボンのようなモチーフをつけてみようと思いつきました。


このひまわりのようなジュエリーはもともとイヤリングだったのを金具を取り替えてブローチにしました。花の中央の色に合わせて、バッグのファスナーを茶色にしてみたらしっくり納まりました。普段、紫色と茶色の組み合わせなどは考えたことがなかったのですが、案外いい感じになったのは新しい発見でした。目立ちませんが、スモッキングのステッチにグリーンの糸を使ったのは私の遊び心。


こちらのバッグには銀色の可憐な花のブローチ。いつものことですが、いろんな色、素材、質感のコンビネーションを考えるのは本当にたのしい作業です。








ファスナーのプルタブにつけたチャームも全部手作りですよ。



アメリカでは、昨日はベテランズ・デイと言って、退役軍人の方々を慰労する祭日でした。土日とも、20度近くまで気温が上がり、つかの間春のようなお天気が気持ちよかったです。今日は朝から冷たい雨。日本もいよいよ寒くなってくるころですね。今週も、みなさん元気に一週間をすごせますように。

***今日ご紹介したバッグ3点は委託販売をお願いしている地元のお店での販売で、Etsy ショップでは取り扱っていないのですが、興味のある方には商品の詳細などお知らせいたしますので、メールでお問い合わせくださいね。メールアドレスはこちら→ harujiondesign at gmail dot com
スポンサーサイト
完成度の高さが、素晴らしいです。誰でも出来ることじゃないと思います。ひろみさんだから!だと思います。ベルベットの生地で高級感が出ますよね。これからのシーズンぴったりですね!
ココナッツ | 2012/11/15 04:07
上のココナッツさんのご意見にまったく同感です! どの作品もため息モノの美しさです。さすがは Hiromiさんですね! これからのホリデーシーズンにぴったり、華麗で繊細で、素敵すぎます〜。 
amy | 2012/11/16 06:41
ココナッツさん、amyさん、どうもありがとうございます。でもここに出ている三つの手法は、一度やり方を飲み込んでしまえば意外に簡単に、きれいに出来るんですよ。今度ぜひ、チュートリアルを書かなければ!ですね。
hibi | 2012/11/16 11:43
COMMENT