手芸家のアメリカ暮らし
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旅行のためのソーイング#2,3,4 / パスポート・航空券ポシェット
学校が夏休みに入ったとたん、サッカーキャンプやら陸上キャンプ、プレイデートに歯医者などなどいつもよりずっと忙しくなってしまいました。というわけで、1週間も前に完成していたプロジェクトですが、ご紹介するのが今になってしまいました。今日もこのあとムスメを皮膚科の検診に連れて行きます。ふぅ〜。それはともあれ、旅行用に何年も前から作ろう、作ろうと思い続けていたパスポートと航空券だけを入れる小さなバッグをやっと作りました!日本に帰省するたび、欲しいと思い、旅行が終わると忘れてしまっていたんです。

空港ではチェックインに始まり荷物検査、出国手続き、搭乗、入国審査、税関・・・・とパスポートと搭乗券を取り出して提示する場面が度々あり、ほかにも荷物をいくつか持ちながら貴重品であるそういうものをバッグから出したり入れたりするのはとても面倒に感じられます。それで自分なりに使いやすそうなデザインを考えて作ったのがこのポシェット(もうこの名称は使わないのかなあ?)です。

このバッグには3箇所、収納スペースがあります。正面にはファスナーつきのポケットひとつ。


背面にパスポートが2〜3冊はいるジャストサイズのポケットひとつ。


正面のファスナーポケットの中には大切なカード用のポケットが二つ隠れています。もちろんパスポートも入ります。(ムスメはパスポートを2種類持っているので、私は自分のと合わせて3冊持ち歩くことになります。)


バッグの深さは搭乗券がちょうど納まるように作りました。(搭乗券の見本がなかったので、写真ではパスポートを入れています。)念のためスナップをつけておきました。


暗い部屋で撮ったため、写真の画質が悪くてゴメンナサイ!ナスカンで取り外しできるストラップで3通りの使い方が出来るように工夫しました。肩から斜めがけにしたり、ウエストポーチとして、また、ほかのバッグに入れて持ち歩く時にはストラップを取り外してポーチとしても使えます。



ほかにも、ラミネート・コットンでポーチを二つ作りました。


水玉模様はNina 用の筆入れ。


ピンクの花柄は私の化粧ポーチです。


ポーチを作るとき、一番楽しいのが裏地選びとファスナーの色選び。表布との組み合わせを考えるのが楽しいのです。いいコンビネーションが見つかると気分がいいものです。


日本行きは7月下旬。まだまだ先と思っていたら、あっという間に日にちが迫ってきます。そろそろ旅行の持ち物とか、日程とか、具体的に考え始めたほうがいいですね。毎年のことですが、楽しい夏の時間は飛ぶように過ぎていきます。

6月の庭から
今年のガーデニングのスタートはいつになく遅くなってしまって、6月に入ってから植え付けをしました。4月の終わりくらいから、殺風景なキッチン裏のパティオと、芝が一向に育たないダイニングルームの大きな窓の前をなんとかしたくてうずうずしていました。それから2ヶ月経って、やっと今年もなんとか庭らしい景色ができました。庭に咲いた花や葉っぱを生けて飾るのは私の夏の楽しみ。小さな庭なのでそう豪華なアレンジはできませんが、家の中に少しでも花や緑があるのはいいものです。





芝が育たない、この桜の木の下には小さな花壇を作りました。枯れた芝を掘り起こして新しい土を足し、古いレンガを廻らして雑草よけにビニルシートで土を覆いました。あとはこのシートの上に川砂利をまいて完成です。



ここには主にハーブと多年草を植えました。ラベンダー、セージ、ローズマリー、タイム、それにバラ、などなど。下の写真は今から1週間くらい前に撮ったものなので、今はこれよりだいぶ成長しています。ラベンダーは明日にも開花しそうです。これでダイニングルームからの眺めもよくなり、お散歩の人たちの目も少しは楽しませることができそうです。







下の写真の花たちは、キッチン裏のパティオのコンテナガーデン用に買ってきたものです。半分くらいは見切り品でとてもお安くなっていたもの。花が終わってしまい、形がいびつになっていたり、下葉が枯れてしまったものなどですが、きちんと植え替えて剪定したり肥料をやったりすると、また立派によみがえります。今はすっかり根を張って、我が家のコンテナガーデンをたくさんの花で彩ってくれています。みなさんはどんな植物を育てていますか?











珍しい梅雨の台風が来ている日本のことが気がかりです。被害が大きくなりませんように、早く過ぎ去って青空が見えるといいですね。みなさんどうかお気をつけて。
旅行のためのソーイング#1 / 17インチのラップトップケース
今年も7月後半から1ヶ月近く、日本に里帰りする予定です。それで旅行に役立つアイテムをいくつか作ってみようと思っています。この冬、前のラップトップが壊れて新しく17インチのワイドスクリーンのマシンに替えました。スクリーンも横長の形も気に入っているのですが、これを旅行で持ち運ぶのは前にも増して大変そうです。なにせ大きいですから。それに、このサイズのケースっていうのも、あまりたくさんはなくて、あっても気に入ったデザインとなるとお店で買うのはむずかしそうです。ないなら作るしかない。ってことでこんなの作ってみました。



去年の里帰りのとき、日本で買ってきた3mm厚のフェルトがまだ蔵に眠っていたのでそれを使いました。なにかいいデザインを思いついたら使おうと大事にとってあったのです。お店に出すものを作るつもりだったけど、これは使ってみるいいチャンスです。(3mmもの厚さのものは今まで使ったことがなかったのです。)







留め具は昔ながらのスナップです。マグネットはコンピューターのケースには使いたくなかったし、面ファスナー(いわゆるマジテ)を使っているプロダクトはよく見るけど、あれは細かいごみが絡んで取れなくなったりするし、ものを出し入れするときにざらざらのテープの面で傷がついたりしそうなので普段からあまり使わないのです。



3枚のフェルトが重なった部分は、私の家庭用シンガーではかなり縫いにくくて何度か気に入らなくてやり直ししましたが、どうにか縫えました。



今回のデザインは思いっきりシンプルでかざりっけがないので、ブログ記事としてはちょっと物足りないかもしれませんね。でも自分としては、色といい、シンプルさといい、また、四角くした留め具のところもとても気に入ってます。できれば、このケースごと入れられて飛行機に持ち込めるメッセンジャーバッグのようなものを作りたいです。帰省までに間に合うかどうか分からないけど。

そうそう、英語ブログのほうのフォロワーが先日100人を超えました。恐る恐る始めた英語ブログなのに、ここまで読んでくれる方が増えたのは驚きと同時にとても励みになっています。と、いうことで、あっちのブログのほうで近いうちに記念プレゼントをやろうかな、と考えています。良かったらときどきそちらのほうも覗いてみてくださいね。

では、みなさまよい週末をお過ごしください!
1年生最後の日
先週木曜日はNinaの1年生最後の登校日でした。日本の終業式。体育館に集まったおうちの人たちの前で、がんばった生徒たちがさまざまな賞の授賞しました。今年は生徒全員が賞をもらいました。Ninaも2枚の賞状をいただきました。1年生になったか、と思ったら、あっという間に1年が過ぎ、9月からは2年生です。下の写真、学校のマスコット、トラのポーズ君の隣にいるのがNina。一緒に写っているのが校長先生のミセスEとクラスメートたちです。教育環境の充実と言う点では多くの問題を抱える中、選んだ学校にすばらしい先生方がいらしたことは、私たちにとって大変に幸運なことでした。



さて、学年末となると恒例になったお世話になった方々への感謝をこめたプレゼント作り。今年もムスメとコラボでポーチを3点、作りました。


こちらは担任の先生へのプレゼント。Nina に、布用のクレヨンを使って絵を描いてもらい、私が小さなポーチに仕立てました。ムスメいわく、担任のミセスRが4人いればいいなあ、そうすれば毎年ミセスRのクラスになれるのに!ですって。ほんとにいい先生です。おかげでムスメは学校が大好き、勉強も彼女なりにがんばっています。


ポーチの後ろ側。

これはNina の大好きな、図工の先生へのプレゼント。絵の具のパレットと筆だそうです。


組み合わせたこの生地、かわいいでしょう?動物好きのムスメのものをなにか作ろうと思って買ってあったのですが、Nina のお絵かきの色とよくマッチしていたので使ってみました。




そして・・・これはもちろん、スクールバスの運転手ミスDへのプレゼント。子供好きな彼女はいつも何かと声をかけてくれたり、たのしい歌を教えてくれたりしているようです。Nina のお絵かきのバスも、ぶるん、ぶるん、とエンジンの音をとどろかせて走っているように見えます。






学校が終わり、いよいよ本格的な夏の始まりです。この夏は私とムスメ二人で日本に帰る以外は特別な予定を立てていませんが、昨日はミシガン湖の友人のコ テージを訪れ、夏のビーチを満喫しました。ムスメは明日から4日間、毎日2時間のサッカーキャンプに通います。長い夏休み、日本へ行くまでの期間、なにか ほかにも楽しいアクティビティーを探してやらなければ、と思っています。今年も楽しい夏休みになるでしょう。そして、9月からの新学年も楽しみにしています。