手芸家のアメリカ暮らし
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任務終了!? 2月を振り返って。
長らくブログからご無沙汰していましたが、ムスメの子供ミュージカルの公演が終わり、やっといつもの生活パターンに戻ってきました。ひと段落して深呼吸。ミュージカルのリハーサルや舞台裏での仕事はとても楽しかったのですが、久しぶりに日常に戻ってみるとやはりホッとしますね。そんなバタバタの2月を、今日は少しだけ振り返ってみたいと思います。

この舞台はムスメにとっては、ミュージカル初舞台。20代に舞台関連の仕事をしていた私にとってはちょっと感慨深いイベントでした。オットも大学で演劇を専攻していたこともあり、家族揃って楽しみました。一般からのオーディションで編成されたキャストですが、年齢を問わず(7歳〜18歳くらい)実に才能にあふれた子供がたくさんいるのには驚きました。市民劇場とは思えぬ完成度でした。頼りがいのあるスタッフをはじめ、多くの父兄がボランティアとして働きました。40回のリハーサルと5日間で8回の公演をこなした子供たち。ムスメは毎晩、リハが終わると疲れきってはいましたが、毎日楽しく練習していたようです。この体験から、知らず知らずにいろんなことを学んでくれたと思っています。


演目は「ディズニー・リトルマーメイド・ジュニア」。ムスメの役は、悪い魔女ウルスラの手下。悪役です!8人の「Tentacles / 触手」のうちの一人でした。上の写真では左から2番目。Tentacles 全員の髪のセットは私がしました。当初、それぞれ好きな髪形をしていたのですが、演出家がNina の髪型を気に入って、全員統一することになったのでした。そもそも、Nina がやりたい髪型を絵に描いて、それを私が形にしました。子供のアイデアはバカにできません。


悪役になりきって?邪悪な Tentacle を演じました!


終演後はもとの7歳の女の子にもどって、いただいたお花とぬいぐるみを持ってパチリ!


ウン十年ぶりに、衣装制作を手伝いました。魚の衣装を7着くらい縫いましたよ。



マーメイド関連以外では、2本目のムスメのズボンを仕上げました。1本目と同じデザインですが、フラップとウエストバンドのプリントは違うものを使いました。


地元のショップに置いてもらうため、バレンタイン用のコインパース、ポーチなどを作りました。


かぎ針で編んだ、ハート型の葉っぱの赤い四葉のクローバーをアップリケしました。


かぎ針編みのハートのキーホルダー。



黒いかぎ針編みプロジェクトはいまだ進行中。早く仕上げたい。


もう3月とは、信じられません!が、春が着実に近づいているということでもありますね。 あ、もうすぐひな祭り!お雛様を出してあげなくては!

今日も読んでくださってありがとうございました。皆さんのところに早く春が来ますように。

レッスンバッグ
2月に入り、我が家はいつにも増して忙しく過ごしています。特にムスメのNina。ムスメが忙しいということは、母も必然的に忙しいわけで、なんだか毎日バタバタです。ムスメ、バレエは数年前から習っていますが、ちょうど1年前からピアノを習い始め、それが毎週1回ずつの習い事です。それに加え、時期によってはそのほかの習い事や催しに参加することもあり、12月はバレエ公演「くるみ割り人形」の出演で毎年てんてこ舞いします。今、市のシビック・シアターという劇場主催のミュージカル「ディズニーのリトル・マーメイド・ジュニア」公演の準備のため、ムスメは毎日のように稽古に通っています。本番は2月22日から26日の合計8公演。私も、衣装作りのボランティアに手を上げたので、召集がかかるのを待っているところです。ムスメがこう忙しいと、時間のマネジメントが母の大事な仕事となります。学校のあと、習い事と習い事の間に宿題をやらせたり、ピアノの練習をしたり、ご飯を食べさせたり。送り迎えの算段もしなければなりません。タイム・マネジメントが苦手な私ですので、こういうときは家の中も私の仕事の段取りもめちゃくちゃになります。それでも、家族みんな、このイベントをとても楽しんでいます。実は、私も夫も大学では舞台芸術専攻。私はダンス、夫は演劇をやっていたのです!そういうわけで、舞台関連のプロセスは二人にとってはとてもなじみのあるもの。若き良き時代を懐かしんでいるというわけです。

さてさて、そんな忙しい日々の中でも、何かしらぼちぼちと作っています。今日はムスメに作ったレッスンバッグをご紹介したいと思います。




ムスメがミュージカルの稽古に行くときは、台本、ノート、鉛筆、水筒、学校の宿題(稽古の空き時間にやる)などがきちんと入るように作りました。ほかにもバレエシューズやおやつなどが入る余裕を持たせてあります。ピアノに行くときは楽譜やテキストがちょうど入るサイズです。




バッグにつけているバッジは、クリスマスに私がムスメのクリスマス靴下にいれた手作りバッジのキットを使ってムスメが自分で作ったものです。持ち手はリサイクルショップで見つけたベルトを再利用しています。木綿やナイロンのテープ状のベルトのきれいなのをまとめて買ってきて洗濯しておき、持ち手などに使っています。色もいろいろありますし、とてもいい持ち手になりますよ。お勧めです。


このバッグに使ったカラフルな水玉の生地、かわいいです!かといって子供っぽくもなく、気に入っています。このサイズ、大人用にしてもけっこう使いやすそう。自分用にもひとつ、作りたくなりました。


ムスメは今回の公演キャストの中では最年少のグループなので、演じる役は小さいのですが(ご存知悪役魔女のウルスラの、「テンタクル」。触手とでも訳すのかな。いわゆる手下ですね。魔女がオオダコに変身するときはタコの脚のうちの一本になるようです。)がんばって練習しています。くるみ割り、にしても今回にしても、Ninaは舞台をみんなで作り上げる過程や舞台裏の雰囲気などを楽しんでいるようです。私たち親も、これはムスメにとっていい経験になると思っています。市民劇場は市民のボランティアや寄付で成り立っているもの。私たちもできるだけ、サポートしていきたいものです。

今日も読んでくださってありがとうございました。みなさん、素敵な週末をお過ごしくださいね。

ミニ・ハートブローチの作り方
お待たせしました!今年もバレンタイン・プロジェクトのチュートリアルがやっと出来上がりました。今回は、メッセージを刺しゅうした小さなハートのブローチです。とても簡単に、短時間でできますので、ぜひ作ってみてください。そしてあなたの周りのだれか、あなたがとても大切に思っている人にプレゼントしてくださいね。アメリカのバレンタインデーは日本と違って、男も女も、大人も子供も関係なく、自分の大好きな人に気持ちを伝える日です。家族や友達など、ふだんなかなか感謝の気持ちを伝えられない人に小さな贈り物で気持ちを伝えられたら素敵ですね。

ハートの型紙と刺しゅう図案はこちらからダウンロードできます。作り方の説明はこちら。たくさんの写真と日本語の解説で紹介しています。


ハートのサイズは、幅が約4.5cm。


普段着のパーカーに着けてみました。カジュアルだけでなく、ウールのコートなどきちんとした装いの胸元につけてもかわいい。帽子とかバッグにも。チェーンや紐をつけてペンダント・ヘッドとしても使えそうです。


配色や刺しゅうするメッセージを自分なりにアレンジしてみてください。


手持ちの、作りかけのプロジェクトを入れて使っているスモッキング・トートにつけてみました。





作ってみたらぜひ感想をお聞かせくださいね。