ムスメのバレエ学校の春の公演が今週末に迫りました。 演目は「眠りの森の美女」。これまでNinaは5年間にわたり、年末恒例の「くるみ割人形」の舞台に立ってきましたが、春の公演に参加するのはこれが初めてです。以前に作ってあげたバレエ用のバッグは、レッスンとリハーサルなど週に3回のバレエ学校通いでそろそろくたびれてきました。なので、この春公演に合わせて新しいバッグを作りました。
去年の夏に日本に帰ったときに、あまりのかわいさと懐かしさに衝動買いしたコッカのレトロなアニマルプリント(ハーフリネン)を使うことにしました。もうそろそろあまりかわいらしいものは持ちたくない!といい始めそうな年頃なので、この生地を使って娘に何か作るのはこれが最後のチャンス!ではないかと思います。何歳とは言いませんが¥(*o*)/、私と同年代の日本育ちの人なら、きっとこの柄に郷愁を感じられるのではないかと思います。ほんとに小さい子供の頃、たしかこれとそっくりな柄のネルの着物の寝巻き(襦袢だったかも)を持っていたのを今でもよく覚えています。ウン十年前の話です。
作りたいサイズを書き込んだラフなスケッチを基に制作開始!
まずは材料の下準備を全部済ませて。気に入っているギンガムチェックの木綿で縁取り用のバイアステープを作りました。
下準備がきちんと出来ていれば、効率的に縫い合わせられます。全てのパーツを組み立てて・・・ジャジャ〜ン!完成です。外側にはポケットを二つ、内側にもペンとメモ帳などが入れられるポケットをつけました。あとは飲み物ボトルのホルダーを内側のサイドにひとつつけています。開口部は中がよく見え、出し入れがしやすいように大きく開くようにしました。
それにしても、大きくなりました。毎日、土筆のようににょきにょきと伸びているんじゃないかと思うくらい。去年の夏物の服はみんな縮んでしまったかのよう。もういい加減、夏物を買って(or 作って?)あげなくては。大きくなるのは、それもそのはず、5月15日に9歳になったのですから。誕生日に、日本でNinaが生まれた日のことをみんなで話しました。あの大変だった出産の日が、つい最近のことのようにも思えるし、また時にはず〜っと昔のこと(とか、だれかほかの人の体験談だったか)のようにも思えたりします。ほかのお母さんたちもそんな風に感じたりするのでしょうか。下の写真は誕生日のケーキのろうそくを吹き消しているところ。ちなみに、水玉のネクタイとケーキはホームメイド。最近、ムスメの中ではネクタイをするのがブームなのです。
昨日は最初の舞台稽古で、さっそくこのバッグを持って出かけました。今週は土曜日まで大変忙しい日々になりそうです。日に日に上達していくムスメやお友達が本番で踊るのを見るのが今から楽しみ!みなさんも、素敵な週をお過ごしください。ハッピー・バッグ・メイキング!